いまさらだけど同軸ケーブルの名前の数字の意味

SurferZ

今さらだが、50Ω同軸ケーブルの名称の中にある数字の2は、何の意味なのか、ずーと気になっていたけど、意味を知ってどうするんだといつも自分に言い聞かせて放置していた。

たまたま、同軸ケーブル同士を直にハンダ付けする事になり、芯線同士を向かい合わせてハンダ付けすると空間が、できてしまう。いつもは、同軸ケーブル外皮を被せて、自己融着テープで保護、補強してさらにビニールテープをまいていたが、本来は、同じ材質の樹脂を被せて絶縁するのが高周波的損失が、無いだろうとどうでも良い事を考えた。つまり、5D2Vであれば、絶縁誘電体が、ポリエチレンなので、ポリエチレンの樹脂を溶かして、ハンダ付けの上に被せれば良いことになる。どのくらいの損失低下が、食い止められるか、定かでは無いが。

そして、良く考えれば、ポリエチレンは、いつもの白い買い物袋では無いかと気づいた。灯台下暗しである。

レジ袋

あの白いポリ袋を細く切って、芯線接続のハンダ付けの上に巻いて、溶かして盛り上げればよさそうだ。ついては、このポリエチレンこそ、同軸ケーブル名称の中の2と言う文字と今さらながら知ることとなった。

試しに短冊に切って先端をライターで溶かしてみた。思ったほどメラメラ燃えないし、硬くなるので銅線ハンダ付け繋いだ上に巻き付けて溶かし、カバーできるかも。

ポリエチ加熱

ちなみに、5D2Vの場合、名称の意味は、以下である。

同軸ケーブル「5D2V」(または5D-2V)の名称の意味は、JIS規格。
各部分の意味
5:絶縁体(誘電体)の外径の概略値(mm単位)
実際の絶縁体外径は約4.8mmだが、シリーズの目安として「5」と表記。数字が大きいほどケーブルが太くなり、高周波での損失(減衰)が少なくなる。
D:特性インピーダンス
D = 50Ω(無線通信・電力伝送向き)
※Cなら75Ω(テレビ・アンテナ映像信号向き)
2:絶縁体の種類
2 = 充実ポリエチレン(固形PE)絶縁
※Fなら発泡ポリエチレン(FBシリーズで低損失タイプ)
V:外部導体・シースの構造
V = 一重軟銅線編組シールド + PVC(ビニール)外被
(柔軟性が高く、一般的な構造。Wなら二重編組で遮蔽性)

参考:よく比較される類似品
5D-FB:同じ5Dだが絶縁体が発泡PE → さらに低損失
3D-2V:細め(外径約5.5mm)で短距離向き
5C-2V:75Ω版(テレビ配線用)
この命名規則はJIS規格のJISケーブル全般(3D-2V、8D-2Vなど)に共通でRGシリーズ(MIL規格)とは違う日本独自の呼び方。

続く

以上